【目次】
〇水槽掃除用のホース(灯油を使うときに使うようなホース)は便利
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動画:
#25 越冬用ビオトープ。右半分は田砂を使った冬季限定、日本庭園風のビオトープ。左半分はメダカの越冬用で、稲わらは使わず流木・石・植木鉢で隠れ家を作りました。https://youtu.be/6bpKhuZ63LY
#24 ビオトープ 冬仕様 https://youtu.be/y0u8RdcfheU
#23 Pixel 10 Pro XLで撮影したメダカのビオトープ。水生植物が増えたので若干レイアウトを変更。https://youtu.be/pA9teIY106c
#20 金魚の水草は卒業/メダカのビオトープ https://youtu.be/0IG1IZNIsMU
#19 メダカのトロ舟ビオトープにイモリの幼生を発見!https://youtu.be/39z5v8z0a2Y
#18 メダカとシマドジョウの田んぼビオトープ https://youtu.be/LanGbDupRfE
#17 ビオトープ、大型180リットルのトロ舟 https://youtu.be/HhvFV1uahoE
#16 ビオトープ、金魚(和金)の孵化。20日後、タナゴのように成長!https://youtu.be/UsR9WNAW41E
#12 メダカのビオトープでホンモロコを飼育 https://youtu.be/3cYPdF0xNhM
#8 今年のハイライトと振り返り メダカのビオトープ: ミナミヌマエビの繁殖とヤゴの羽化にも成功。 https://youtu.be/oMZ2LiDKPa4
学んだこと
メダカ屋外飼育の基本
〇 容器
トロ船=トロ箱と呼ばれる左官トレーを使用します。コーナンなどホームセンターでは40リットルの大きさで2千円強で販売されています。
もし場所があれば、80リットル以上が理想。理由は、①容量があると夏場の水温上昇が軽減されること、②水質の悪化が軽減できること、③メダカにとって過密でないのでストレスになりにくいからです。
〇 メダカが亡くなる原因
飼っているメダカが亡くなった話はよく聞きますが、恐らく原因は水質の悪化であると思います。つまり、メダカの糞尿→アンモニア蓄積→メダカがアンモニア中毒で没ということです。
水質管理に、ぶくぶく(電気で空気を入れる)や水の循環はあればよいですが、赤玉土を入れていれば事実上放置しても水質は悪化しません。理由は、赤玉土にアンモニアを分解するバクテリアが棲みつき、バクテリアが水質を浄化してくれるからです。私は感覚的に赤玉土がアンモニア系(亜硝酸塩など)を吸着するのではないかと感じています。水替えは事実上不要(明らかに汚れた場合のみ)
併せて、水生植物や水草はアンモニア類を吸収するので必ず入れることです。
よって、水質管理のポイントは、水草と赤玉土を3㎝ぐらい敷き詰めることです。メダカの店舗で販売されている高価な赤玉土を使用しなくても、ホームセンターの屋外で園芸用に販売されているので十分です(10リットル前後の大袋で400円前後)。赤玉土は園芸用のため中に葉っぱなどが混じっているため、一度バケツに入れてゴミを浮かしてからの方が良いです。
赤玉土には、大粒・中粒・小粒とありますが、私も含めてほとんどの人は中粒を使っています。大粒はメダカの稚魚が粒の間に挟まって亡くなる可能性があるようですが、稚エビの隠れ家になるなら大粒も良いと最近は大粒を使いだしました。
水替え: 赤玉+水草があれば、基本的に水替えはしなくても良いです。ただ、私は汚れたなと感じた時だけ、底に溜まった糞などを灯油を入れるポンプ(私はコーナンで購入したメダカ専用のポンプを使用。約600円)で掃除しています。夏などは汚れやすいので、休憩がてらに3週間に1度ぐらい掃除しています。11月中旬から春先までは一切水替えはしていません。

ここまでコケが生えるなら、ゼオライトが効いていないことなので、洗浄→塩水→洗浄→水に浸して乾燥させ、再利用しました。
〇 苔、アオミドロの対処法
アオミドロ(とろろ昆布のような藻)の発生原因は富栄養化(メダカの糞尿→アンモニア、亜硝酸塩の増大)状態だからです。根本原因は、水量に対してメダカの数が多いか、赤玉土が足りていないということなので、換水は抜本的な解決にはなりません。解決法は、容器を大きくするか、メダカの数を減らすか、土を足すか、アンモニアを吸収する秘密兵器のゼオライトを入れるかです。
私は試にゼオライト(画像 ↓)を入れたら一日で水が澄み、アオミドロが湧かなくなりました。

(画像)ゼオライトは高いですが再利用可能。私は洗って24時間塩水に浸し、翌日に塩分を洗って24時間水につけ、乾燥させて再利用しています(詳しくは検索してみて下さい)
妹はホテイ草を大量に入れると、アオミドロが消えたと言っていました。水生植物はアンモニアを吸収するからです。
なお、少量のアオミドロなら、ミナミヌマエビが喜んで食べてくれます。
苔も同様です。
苔の生えやすビオトープもあります。原因は、メダカの糞尿→アンモニア類→富栄養化。ビオトープの経験がない時は、頻繁に洗っていましたが、苔のついた石や鉢ごと、ミナミヌマエビの多いビオトープに入れると一晩で綺麗になります。
苔のついた石を入れるとこの通り、大量エビが群がります ↓

鉢の上、赤玉土の上にも大量のミナミヌマエビ ↓

〇 メダカの繁殖に大成功
ポイントは、卵を手で採卵して別の容器に移すことです。
親メダカは午前中に抱卵し、お昼ごろから水草に産む感じです。 水草は、私の場合、アナカリスにはほとんどなく、ほぼすべてがホテイ草でした。ウィローモスを入れると、ホテイ草よりウィローモスに産卵しました。
ウィローモスへの産卵 ↓

あと、水生植物の密生した中に産むことも多いです。但し、親メダカに食べられます。
〇 ミナミヌマエビの繁殖にも成功
ポイントは、捕食生物(メダカ、金魚、ヤゴなど)を一緒にしないことです。
〇 ヤゴの羽化にも成功 (動画)
但し、羽化して羽ばたく前に、強風で水面に落下しました。 ヤゴの羽化は春かと思っていたら、なんと11月。 ヤゴが水面に出れるような配慮は必要です。
〇 水質に影響を与える底床: 田砂、川砂利、赤玉土
田砂は見た目が綺麗ですが、ドジョウ用に田砂を4㎝以上敷くと取り出してみると臭いです。恐らく、バクテリアの繁殖が少なく、アンモニアが蓄積し、さらに底部に酸素が行き渡っていないからと推察。この場合、底部全面に田砂を敷くのではなく、半分は赤玉土にしています。
やはり、水質の浄化には赤玉土が有効です。つまり、田砂や川砂利だけにするなら、水の循環は必要です。私は水の循環、エアは一切していませんが、 今年1年、水の汚れでメダカが落ちることはありませんでした。
メダカが不自然に複数匹、落ちるのは、メダカの糞尿→水がアンモニアに汚染→中毒が原因だと思います。
赤玉土を入れている限り、問題ないです。
〇 シマドジョウ
ドジョウを入れるなら、川砂利やベストサンド(=ゼオライト)は尖っているので避けた方が良いです。ドジョウの皮膚が剥がれて1匹亡くなりました。 とにかく水面から飛び出すので、返しのある木枠は必要です。私はシマドジョウを飼っています。
〇 ビオトープに鉢やブロックを積む際、隙間には要注意
すき間にメダカが挟まって落ちてしまいます。例えば、次の画像の場合、鉢とトロ舟のすき間に挟まり、身動きが取れなくなり、亡くなります。

〇 ヒルの駆除
ホテイ草や底床にいますが、駆除しなくても良いです。理由は、メダカは襲わないこと、ヤゴの餌になるからです。
〇 越冬用のイネ藁
刈ったばかりのイネ藁を9月の水温のまだ高い時に入れると、1日で水が濁り、3日で悪臭を放ちます。 1か月以上乾燥させて、しかも水温が十分に下がった11月下旬まで入れるのを辛抱。 しかも、入れる量は少なめに。
11月13日の時点で、2か月干したイネ藁をあく抜きをしました。
24時間後に水を入れ替え、2日後、グリーンウォーターみたいなので試験的に針子を2匹入れると、1匹が2-3分で亡くなりかけました。イネ藁を入れる場合はあくまで少量に。藁の代わりに水草でも代用できると思います。
なお、イネ藁も経験したうえで言うと、イネ藁は別になくても全く問題ありません。要は隠れ家が必要なだけです。隠れ家は、琵琶の葉でも、片面をくり貫いた空き缶でも、石を組んですき間を作っても、水草でも何でも代用できます。
〇 水槽掃除用のホース(灯油を使うときに使うようなホース)は便利

ホームセンターで600円ぐらいで売っています。 これは底床の掃除にとても便利です。 水替えの頻度は少ないですが、気付いた時に気晴らしで底付近だけ掃除しています。水は綺麗でも、底床からはものすごく汚れた水が排出されます。
この時、稚魚や稚エビも入るので、一旦バケツに入れるなど、一気に捨てない方が良いです。
〇 ホテイ草の根に棲む針子
ホテイ草を別の容器に移すと、翌日には大量の針子が泳いでいます。こういうことが今年は多かった。手に取って見ても何もいないのに。 最初は、その日に孵化したのかと思っていましたが、大きさと動きから判断して、針子がホテイ草の根に絡まって、一緒についてきた模様。 掃除の際には、地面に置かない方が良いし、捨てる場合も一日は別の容器に移して、生物がいないことを確認した方が良いかな。
〇 水生植物
ミニシペラス、ナガバオモダカ、シラサギカヤツリは青々していて、植えていて綺麗。 ロタラも鉢で水に沈めると、綺麗。
ロタラは円形に広がるので鉢は四角より円形の方が綺麗だと思う。
カキツバタは、葉の映え方が美しいです。↓

ヒメトクサは、私のは枯れた感じで寂しい。
ヒメセキショウもレイアウトには綺麗かな。
アナカリスとロタラ、ホテイ草の生長は異常なぐらい早いです。手入れが大変。買う時は本当に少しで良いです。春・夏はすぐに増えるので。
〇 ヤゴは駆除しない
駆除するかどうか。可愛がっているメダカを捕食するので駆除したいが、次の考えて育てることにしました。
①見た目が蜘蛛みたいで嫌いだが、命であること。
②メダカが多いとどっちみに自然に淘汰されるから、自然のままにした方が良い。
ヤゴを買うなら水面に出れる枝か植物は必要です。
〇 スネイルは駆除
当初、命なので大切にしていましたが、繁殖力が異常で、壁面にびっしりついた姿はあまりにも気持ち悪く、ごめんなさいと言いながら見つけ次第駆除しています。
リセットしても残るので、見つけ次第に駆除するしかないです。
石や植木鉢の裏側にも卵が一杯あります。
〇 針子の育て方
親メダカが食べるシーンには驚いた。以来、卵・針子は別の容器にするか、針子の退避場所を作るようにしています。別の容器に移さず、親メダカと一緒にした場合、退避場所を作っても育つのは100匹いて1-2匹という感じです。
なお、針子だけで育て、粉餌を上げていても成魚になるのは20-30%以下かな。
来年は、針子専用に青水を作ろうとか…、いや、増えすぎるからやめておこう。
〇 金魚
子供が金魚すくいでもらってきた金魚を3匹、ビオトープに入れています。成長が早い、早い。恐らく、針子も食べていると思う。メダカと比べて吸う力も強いです。針子・エビを育てたいなら別容器です。
金魚の産卵の動画 https://youtu.be/3tX1L15wybY
金魚の孵化の動画 https://youtu.be/UsR9WNAW41E
〇 装飾用に入れる流木や風山石、苔など
流木は海岸で拾ったり、ホームセンター(私はコーナン)で800円前後のものを購入しています。あく抜きしないと物凄く汚れます。
あく抜きの動画:https://www.youtube.com/watch?v=S7FqrLWPPH4
石、岩石は、川や山で取ると、大抵の場合、盗難になるためネットで購入した方が無難です。
溶岩石は、メダカの皮膚を傷つける可能性もあります。ミナミヌマエビの隠れ家には良いと思う。
苔。買うのはバカみたいと思うでしょうが、山で取るとムカデの子供など変な虫まで付いてくるので、購入した方が無難です。
〇ドジョウ、エビ、タニシ
品種は何でも良いわけではないです。
ドジョウは、シマドジョウが大きくなり過ぎず、温厚で、かつ見た目が良いで私はシマドジョウ派です。マドジョウはウナギみたいに大きくなります(←過大表現ですが)。ほか、肉食系もいるので調べてから購入して下さい。
エビも同様。ヤマトヌマエビは肉食なので、穏健なミナミヌマエビが最適です。
タニシも生態が色々あり、ヒメタニシが一番人気があり、かつ無難です。タニシの投入は苔掃除が目的です。
